護摩修法が行われていたこの地に、鎌倉幕府<三代執権北条泰時>が<1219年>成就院を建立。 1333年新田義貞の鎌倉攻めで焼失し西ヶ谷に移ったが、1688年元禄元年江戸時代に<中興の祖 祐尊>により元の地に再建され、現在に至る。 
當山は108段の階段を上った山上にあり、由比ヶ浜を一望する眺めは鎌倉を守る要所であったことを偲ぶ事ができる。



<本堂>
本尊 不動明王
大日如来
聖観世音菩薩(鎌倉33観音21番札所)
弘法大師座像
地蔵菩薩
<御分身 不動明王>
本尊不動明王の御分身として境内に祀る。
お願い事をお書き頂いた護摩木を不動明王 護摩壇でご祈願致します。
また縁結び不動明王パワースポットとして多くの方にお参り頂いております。
<子安地蔵・子生み石>
子授け・安産・子育ての功徳のある子安地蔵菩薩。二つの丸い子生み石は、その石をなでるとご利益がある霊石。
<文覚上人荒行像>
成就院に伝わる木像文覚は、明治時代の「日本のロダン」と称された彫刻家 荻原碌山の作品に大きな影響を与えた。
境内にはブロンズ像が置かれている。
<なでかえる>
[善心廻幸] 愛らしい姿に心なごみます。
善き心幸せを招きかえる<善心廻幸>

<河口慧海 釈迦菩行像>
河口慧海(1866~1945)がチベットから持ち帰った釈迦菩行像レプリカ。